
インスタントラーメンやレトルトカレーと共に、戦後ニッポンの「食品三大発明」と言われているのは皆様ご存知カニかま。
この蟹味のかまぼこには、偶然と必然が絡み合ったユニークな誕生物語があります。
石川県七尾市の食品加工会社スギヨが、日本と中国の貿易関係が悪化してクラゲの輸入ができなくなった昭和40年代の後半に、人工クラゲの開発を試みたのですが、失敗作としてたまたま出来たものが、カニの食感にそっくりだったことから誕生したものがカニかまだといわれています。
その日本発祥の画期的な食材が、今やフランスではSURIMIという名前で日常的に親しまれ、タイでは本物の蟹よりも美味しい食材として愛されているという事は、もはや日本以上に世界中で愛されているという事のようです。
さらに日本では近年、より蟹身に近いリアルな高級カニかまが数多く登場しており、
和食はもちろん、フレンチ、イタリアン、中華、エスニックなど、どんな料理にも姿を変える変幻自在ぶりな魅惑のカニかまで、コメとカニかまの比率完璧な魅惑のひと品を本日ご紹介いたしましょう。
中華一筋厨房は今日も賑やかで和やかです。

≪食材 調味料≫ 魅惑のカニかま、卵、白飯、シーチキン、マヨネーズ、胡椒
